市会議員・黒田みち「私のあゆみ」


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第9回

第1章あんたはうちの子やない

<9>寂しさも徐々に薄らぐ


 小学校の3年生に進級し、少しづつ生活が落ち着いていったからか
 性格が変わっていきます。

 担任の前田先生が、長兄の担任でもあった関係で、家の事情をよくご存じだたのでしょう・・・
 とてもいい先生でした。

 そのころの私は、ひとりぼっちではなく
 集団の中でちょこんと座っている存在でした。
 積極的に何かをするでもなく・・・
 目立たない、おとなしい子・・・
 でも、常に集団の隅っこでいる
 集団の一員として
 先生の家にも遊びに行きました。

 家での、お客さんという感じは変わらず・・・
 姉からは「あんたはうちの子と違うからな」とちくちく言われていました・・・
 私は
 「本当のことやからしょうがないなぁ」と思うようになっていました。

 いろいろ言われるけれど・・・
 ご飯はちゃんと食べられるし、「おかわりは?」と聞いてくれたり・・・
 姉に遠慮して「もういいです」と言ったりしていましたが、ひもじい思いはしませんでした。

 その頃
 父は従業員数人の会社をしていたので、一応、従業員の人からは社長のお嬢さんの扱いでした。
 しかし、そのひと時もつかの間
 父は、保証人として責任をとることとなります。

 何もよくわからない・・・
 でも
 家の経済状況が変わっていくことが
 よりリアルな形で現れていくことになります。

 それでも
 少しずつ
 本当に少しずつ
 私の居場所ができはじめます。

 時の移ろいは
 人の心を溶かしていきます・・・
 そして
 そのことも
 少しずつ
 本当に少しずつ
 私も実感していくことになります。

 紆余曲折しながら・・・
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by 6570295 | 2011-08-21 07:23 | 私のあゆみ